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ユーカリを食べるハムシ (Trachymela sp.) その2

昨年夏に同じ種と思われる固体を採集された方とありがたいことに連絡を取ることができました。
その中のお話ですと大阪の個体は(Trachymela sloanei (Blackburn, 1896))とのこと。
早速、ここここそしてこの文章を見てみましたが同じようです。

追記:
タイプ標本との同定を進めて頂くことになりましたので、それまでは Trachymela sp. として記述します。

ユーカリのハムシ 樹上を歩く個体<

ドキュメントに書かれていた内容の内、実際に幼虫の姿、木の皮の隙間での活動を観察できました。
ユーカリのハムシ 幼虫   ユーカリのハムシ 樹皮の捲れで活動

幼虫の体色は茶と黒に近い抹茶色をしており、鳥の糞の擬態のように見えます。
捕獲直後に口から吐しゃしましたが、その吐しゃ物は成虫の糞尿と同じくユーカリの香りそのものでした。
蛹の様子が見れるか飼育してみようと思います。(仕事場で(^^;)

ユーカリのハムシ 食後に葉の上で一休み   ユーカリのハムシ 捕まらないぞ!!

食べる葉は若葉が好みなのか枝先に付いている一番若そうな葉から食べているようです。
葉上の成虫は食べて、休んで、チョコチョコと歩き回って、食べて、、、を繰り返しているようでした。

本日の確認
成虫6個体(内3頭採集)
幼虫1個体採集

このハムシの仲間は移入種(外来種)ということになりそうです。
インターネット上の写真やドキュメント類はアメリカが発信しているものが多く見かけられますがオーストラリアからアメリカ、ヨーロッパと広がっているようです。

ここでもホストのユーカリノキの木が植えられてから相当年数が経っていると思われること、おびただしい数の成虫の確認、そして今回幼虫も採集できたことからここで累代していると考えて間違いないと思います。

大阪での発見も含めて、決して2箇所だけの話では無く、ユーカリを植林した場所なら日本でも普通に居るのかも知れません。

現在、移入種(外来種)の指定リストにこのハムシは入っていないようです。
【移入種指定リスト】
・コロラドハムシ Leptinotarsa decemlineata
・キベリハムシ Oides bowringii  
・キムネクロナガハムシ Brontispa longissima  
・ミカンカメノコハムシ Cassida obtusato  
・ヒロヒゲツツハムシ Diaachus auratus  
・ブタクサハムシ Ophraella communa

ユーカリ以外への害がどれほどかわかりませんし、生態系全体として考えた場合私には残念ながら判断する力量がありませんが少なくても移入種指定リストへ登録され研究・監視されることを願います。

で、次は何をすれば良いのでしょうね(^^;
まじめな報文書くのかな(^^ゞ

テーマ : クワガタ・カブトムシ
ジャンル : ペット

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あおやんさん
採集直後でしたので何も問題ありませんよ。
こちらこそもう少し早かったら木の上で出れなかったかも知れません(^^;
オーストラリアと言えばタスマニアを初めとする採集禁止種は厳しいようですが普通種はバンバン出しているのですね。
あらためて驚きました。

採集中(昼休み中)お電話した様ですみません。
都会にも解らないうちに外来種の虫が累代してるんですね!
生態系を崩さない様に願いたいですね!

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よーこそ
 いらっしゃいましたm(__)m

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